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2022.09.15

歯の着色について

 

皆さんは歯の着色や汚れなど、歯の色が気になったことはありませんか?

今日はその“着色”についてお話していこうと思います。

歯の着色には原因が歯の外側か内側かによって2種類に分かれます。

外因性内因性に関して説明していきたいと思います。

 

★外因性の着色★

①色素成分等による着色(ステイン)

みなさんが着色といえばよく耳にする緑茶やコーヒー、赤ワインなどは「着色性食品」と分類され、摂取すると歯が着色しやすくなり全体的に黄ばんでいきます。

もう一つ「着色性補助食品」というものがあります。単独では着色することはありませんが、「着色性食品」と一緒に食べることで歯の着色を強めてしまいます。

着色性食品…緑茶、ウーロン茶、コーヒー、赤ワイン、コーラ、ソース、ケチャップ、ブルーベリー、赤ブドウ、タバコ、人工着色料を含む食品、カレー等

着色性補助食品…アルコール飲料、スポーツドリンク、炭酸飲料、ほうれん草、クエン酸、柑橘類等

②歯の詰め物、被せ物の劣化による着色

③むし歯による変色

④歯垢の付着

⑤喫煙している方はタバコに含まれるヤニによる着色

★内因性着色の要因★

①加齢による色の変化

②治療による歯の変色

神経が死んでしまった際の変色

③抗生物質による歯の変色

歯の形成期(012歳頃)にテトラサイクリン系の抗生物質を大量に摂取した場合、副作用として起きる歯の変色です。

 

以上が、歯に着色が生じる原因となります。

次に着色の予防法について説明します。

 

着色予防のために…

*歯ブラシをする

着色しやすい物を食べたり、飲んだりした後は歯磨きをしましょう。

外出先などで、歯ブラシが難しい場合は水を飲んだりお口をゆすぐだけでも効果的です。

*着色しやすい飲料は、ストローを使用する

なるべく、歯の表面に飲み物が付かないようにストローを使ってみましょう!

*鼻呼吸を意識する

口が乾いた状態が続くと着色しやすくなります。特に寝ている間、口呼吸の方は鼻呼吸の方に比べ着色しやすいので、部屋を加湿する、マスクをするなどしましょう!

*ステインオフの歯磨き粉やなどを使用してみる

ポリリン酸配合などの歯磨き粉を使用し、日頃から着色予防しましょう!

 

ステインがついてしまってからでは、なかなか自分で汚れを落とすことは難しいので予防に努め、定期的に歯科医院でクリーニングをして表面をツルツルの状態にしていきましょう。

また、虫歯治療、根幹治療が必要なケースもありますので、お気軽にご相談ください。

併せて、歯の色を明るくするホワイトニングも当院にて実施しておりますので、ご興味のある方はご相談いただけると幸いです。

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